オラオラの泉

オラオラの気になったことを書いていこうとおもいます。

パーソナリティによってあなたを正しく見てくれないのはどうしてか?

積極的にリスクを取りにいって新しい物事を開拓しようと頑張る人もいれば、ミスをしないように細心の注意を払って頑張る人もいます。なんだかよそよそしい人もいるし普通の人、過剰なまでに親切な人。本当にいろんな人がいますよね。

 

促進レンズ」と「予防レンズ」どちらかのレンズで物事を見ているのかわかっていると接しやすくなります。促進レンズはどのような人なのかというと、リスクを取り冒険を好む人です彼らは心がオープンで警戒心が弱くチャンスにとても積極的ですそしてアイデアメーカーです。一方、予防レンズの人は何事も慎重な人で常に念には念を入れている人です。予防レンズは慎重であるがゆえにチャンスが来ても「ノー」と言ってしまう保守的バイアスに引っかかることが少なくありません。予防レンズの人は失敗の可能性があれば警戒する特質があり彼らはこの能力にたけているので大きな損失を被ることが少ないです。

どうしたら他人が「促進レンズタイプ」か「予防レンズタイプ」を見分けることができるのでしょうか?それは3つのことから見分けることができます。一つ目は「年齢」です。一般的に若い人は促進レンズの人が多いです。年を取るとある程度の地位や家族などの守りたいものが増えて現状維持をしようとする傾向があるから年をとると予防レンズになっていくと言えます。そして「感情の表し方です」促進タイプの人は成功に対して喜びに満ちた「快活」の感情を出しますが、予防タイプの人は成功に対して安堵の表情をだします。そして3つ目は「仕事の役割」です。促進タイプの人は画家や音楽家などのクリエイティブな仕事についている人が多いです。予防タイプの人はエンジニアや会計士などの従来から現実的な仕事についている人が多いです。

2つのタイプがいるのに同じ扱い方ではうまくはいかないでしょう。あの人にはわかってもらえたのにこの人にはなんでわかってもらえないんだ。ってことにもなります。つまり自分が説得しようとする相手を見極めてそれに合ったコミュニケーションをとることが重要になってきます。促進レンズタイプの人にはエスという理由が必要があるものの話(行動Xに賛同すればいいことがあります)で説得し、予防レンズタイプの人にはノーと言わない理由が必要のある話(行動Xに賛同しなければこちらに不利になります)で説得するのが良いでしょう。促進レンズと予防レンズを持つ人はうまくいかないと思いますが、似ていないもの同士のコンビは適応力が高く満足度も高いそうです。最高のコンビになり得るそうです。

 

次に「安定型」「回避型」「不安型」もあなたの理解の仕方に関わってきます。まず「安定型」はその名の通り精神的にも安定しているためあなたのことはレンズを通さずに正しく見てくれるでしょう。次に「不安型」についてです。相手に嫌われることをいつも恐れています。つまり愛情を失うことをいつも恐れています。これは全米の子供の30%ほどが該当するそうです。また、「回避型」の人は親密さと相互依存に怯えてしまう人です。こっちも全米の子供の20%ほどが該当します。これらのタイプは子供時代に形成されやすいそうです。では相手が不安型または回避型だった場合どうすればいいのかという事になりますが、ポイントを押さえれば間違いないと思います。まず不安型の人だとわかった場合です。不安型の人は基本的に相手を怖がっているので自分が傷つくくらいなら先に相手を傷つけます。でも、このやり方なら大丈夫でしょう。1つ目「共感を持つこと」です。この人は何を恐れているのだろう?と考えて接することです。2つ目は「相手の言動を自分個人に向けたものと受け取らないこと」です。3つ目は「不明瞭な態度を避けること」です。これで相手が嫌われていると思うことを防ぐことができます。4つ目は「信頼できる人であること」です。無視しないとか約束を守るといった類のことです。一方、回避型と分かった人のときはどうすればいいのか。彼らは仲間と打ち解けるのに時間がかかるので以下のことを念頭に置いておくといいでしょう。ひとつ目は「ストレスは回避型を強める」という事です。回避型の人はストレスがかかると人と距離をとり、自分の殻に閉じこもる傾向があることを念頭に入れておきましょう。二つ目は「相手に対する期待値を低めにセットしておくこと」です。回避型の人から暖かい態度などはあまり期待できません。それは自分への嫌悪の表れだと思わないようにしましょう。3つ目は「親しみはほどほどにすること」です。過度に親しみを回避型の人が感じると警戒心を増すからです。

 

これらのことからパーソナリティによってレンズがかけられあなたを歪んでみてしまうことがあります。

この記事が少しでも参考になってくれれば幸いです。

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