オラオラの泉

オラオラの気になったことを書いていこうとおもいます。

他人を誤解したりさせない鍵は?

人を見るとき無意識に3つのレンズを身に着けてしまって、その人を正しく認識するのを歪めてしまうんです。

 

まずはじめのレンズは「信用レンズ」です。信用レンズとは信頼できるかどうかを見るレンズです。相手を安心させるのが信用レンズを解くためにできることです。あなたを認識するときに特に注意が行くのは人間的な温かみと能力です。温かみを示す3大要素があります。それは、目を合わせること、微笑み、うなずきです。確かに、自分と話していてこのことをしてくれると優しい人だなって思ってしまいます!相手を安心させるには共感も有効です。相手の気持ちを想像したり、まったく自分に非の無いことを謝るんです。例えば、「すいません。こんな暑いなか来てくれて」こんな感じです。そして、こっちから先に相手を信用することです。人間にはいいことをされたらいいことを仕返さないといけないと思う「互恵主義」というものがあります。こちらからガードをはずすと相手もガードを外しやすくなるのです。

能力を示すことも大切です。学歴や自信などのごくごく当たり前のことでもオーケーです。意志の力があることを示すことも能力を示すことで有効です。意志力のない人は自制心に欠けていたりと信頼が大きく損なわれるので意志力のあることを示すは重要です。けれども能力を示すといっても自信過剰には注意が必要です。自信過剰だと非現実な目標をたてたり間違った選択をしたりと悪い方にはたらくことがあります。自信がなさすぎるのも問題です。けれどもパワーと姿勢には相関があります。パワーポーズというワンダーウーマンやスーパーマンのようなポーズは自信を表に出す絶好の方法なんです。また、潜在的な能力を示すことも有効です。過去にやったことなどにはそれほど心は動かされないみたいです。研究により潜在的な可能性を重視するそいです。なぜなら、成功の可能性は実際の成功にくらべて不確実であるがゆえにより興味を引きやすいからです。なので自分を売り込むときは素晴らしい経歴を持っていたとしても、過去について語るよりは未来について話す方が吉とでるんです。

 

次に「パワーレンズ」です。パワーレンズは相手があなたよりも大きい力を持っているときにかけるメガネです。つまり弱い立場の人はパワーレンズをかけて見ることは極めて稀です。パワーをもつことでのいいことは何でしょうか?それは、部下など下の人に対して責任を感じたりすること、周囲に注目されること、脳を刺激すること、くじけないということが挙げられます。同時に悪いこともあります。ウソやズルをする確率が高くなること、自己中心的になること、冷たい人になりやすいこと、他者の視点から考えとくにくくなることが挙げられます。パワーのある人は精神的リソースを他のことに使うためステレオタイプで人を見やすいそうです。ではどうしたら見てもらえるんでしょうか。それは、自分の目標の達成に役に立つときです。なのでこの歪んだレンズのなかで正し組みてもらうには次のことを考えて行動するほうが良いです。それは、相手の目標と自分の目標のと重なる部分はないか?、どうやったら自分が相手の役に立てるか?ということです。

 

最後に「エゴレンズ」です。エゴレンズは自分が優位になるように物事をみて、自己肯定感を守るものです。自己肯定感を高めるにはどうすればいいのか。それは自分より下の人と比べて自分のほうが勝っていると思うことです。下方社会的比較ともいいます。でも、どうやっても自分より下が見つけられず明らかに相手のほうが勝っている場合があります。その時はどうすればいいのかというと、4つの戦略があります。1つ目は相手より自分のほうが勝っているところを探して自分の方が勝っていると思うことです。2つ目は相手の勝利が自分の勝利でもあると思うことです。これは栄光浴ともいいます。3つ目は、私には関係のないことだと思うことです。最後に4つ目は相手との距離を取るという回避という方法です。

でも、もし自分が相手よりも勝っていたら相手のエゴレンズにひっかかる可能性があります。そうならないためにはどうしたらいいのか。まず、自分が相手の脅威となりうるか判別しないといけません。まず相手との距離が近いかどうかとういうことです。ここでいう距離とはあなたの行動が相手にどれだけ影響するかということです。そして、自分の能力や成功が相手に深く関係するかということです。あなたの行動や言葉が、相手の業績ら能力をかげらかす可能性はないかを考えてて心当たりがあれば注意です。その対象になった場合には、まず謙虚になるのがいいです。自分の現在の困難について話すのは人間らしいという印象を与えることができてコミュニケーションがうまく行きます。そして、人は周りから肯定的に見られたいと思っているだけではなく、自分が自分を見るように他人からも見られたいと思う自己確証というものがあります。なので、相手を肯定する気持ちを伝えるのも有効です。

 

人はこの3つのレンズを使って認識を歪めてしまっているんですね。この記事が参考になってくれれば幸いです。

 

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