オラオラの泉

オラオラの気になったことを書いていこうとおもいます。

どうして誤解がおきてしまうんだろうか?

 

なんで誤解されるんだろう?誤解なく伝わる方法はないのか?小さな誤解が積み重ならなかったらこんなことにはならなかったはず…今日はそんななぜお互いに誤解が生じるのかを紐解いていきます!!

 

 

どうして互いを理解しあうのはこんなにも困難を極めるのでしょうか。それは自分の言動が他人にどういう印象を与えているのかをびっくりするほどわかっていないという事と人に理解してもらうことがとても難しいということに気づいていないからなんです。「なぜそんなことが起こっているんだ?」と思いましたか?それは、自分の情報を周りにそれほど多く発信していないことです。私も過去にした失敗や恥ずかしいことなど都合の悪いことは話さないことがあるので納得してしまいました。そして自分が他人を見るように他人も自分のことを同じように見てくれているという思い込みです。そう考えると他人に誤解を与えないでいる「わかりやすい人」はすごく得ですよね。分かりやすい人の4か条があります。1つめは認識する側つまり相手に情報が与えられること。2つめは情報に意味があること。3つ目は、認識する側が、その情報に注目すること。最後に認識する側がその情報を正しく使うこと。この4つです。つまりわかりやすい人であるには、自分に関する情報が人に伝わるようにしなくてはいけず、さらに伝えたいと思う自分の特徴や性格を裏付けるものがいるのです。もし、相手に情報があまり伝わらなかったらとうなるんでしょうか。これは結構危ういです。空白の情報は勝手に埋める傾向があるんです。勝手に自分の情報が作られるのはとっても惜しいです!!

もう1つの理由が自分が見たいように他人をみるからです。ファンから好かれる理由はだいたい定まっているけど、嫌われる理由はいろいろあるのもそのためです。こんな経験はありませんか?いつもと同じように過ごしているけれど友人や同僚から今日は元気がいいねとかいわれたことはありませんか?それです!!

 

それに加え脳は瞬間瞬間にたくさんの情報を処理しているので精神的エネルギーを使わないように「憶測」やすぐに思い浮かぶことはより多く起こるように感じてしまうという「ヒューリスティック」をつかうんです。つまり、人は認識のエネルギーをケチるんです!その中で最もよく使われていて力が強い憶測は「確証バイアス」という、見ると予想しているところを見るというものです。どういうことかというと、自分が誰かを頭のいい人だと信じていると、その人が何をやっても「知性の表れ」と思ってしまう。そのようなものがそれです。この確証バイアスというのはやっかいで初頭効果という最初にその人を観察して得た情報が後になっても影響を与えるというものです。これによって印象はなかなか変わらなくなります。とりわけよく知っている人はこれからも同じように自分のことを見続けるのです。だからこそ、第一印象をよくするのはかなり大切なのです。その他にも認識エネルギーをケチる策にステレオタイプというものがあります。これは属するグループで決めつけてしまうということです。例として、男子は数学に強い。女子は文系科目に強い。とかの類のものです。

 

いかがでしたか?人間はお互いにはっきりとは理解しておらず、それぞれの思い込みによってうまれているんですね。次は認識をゆがめてしまう見方について書いていこうとおもいます。楽しんでくれたら幸いです。

 

この記事はこの本をもとにしました↓↓